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ランチやお取り寄せで、憧れの和食をお得に実食。

文/写真・ふるしょうかや(クロワッサン倶楽部読者モデル)

ちょっと敷居の高い、憧れの和食店の味を、気軽に体験できないものか。前回の「【和食本】で、世界に誇る食文化を深く味わう悦び。(https://croissant-online.jp/column/furusho-kaya/34948/)」の方法で、目で頭で、味わったのなら、やはり舌でも…実感してみたい。

愛読書によって予習ばっちり。食材選びも、盛付けも、献立の工夫も、ぜんぶイメージはできていますので、いよいよと実食する機会を、うまく作りたいものです。今回は、私が気に入っており、かつチャンスを見つけてはトライしている、二つの方法を綴ってみたいと思います。

 

まずはランチで体験。

一つは、ランチを狙うこと。夜だと叶わないようなお店でも、お昼にお邪魔すると、お得感満載なランチコースが用意されていたりします。松花堂弁当に、椀、お造り、御飯、デザートがついて、新渡戸稲造先生一枚からおつりがくる! なんてことも。大切な記念日に大切な人と、その敷居を越えてみたいですね。

お店に実際に足を運んでみると、料理そのもの以外にも、感激する点があります。それは「板前さん達の機敏な動き」をつぶさに拝見できること。ピシッと糊付された白衣、折り目ただしい前掛け、食材のひとつひとつを素早く丁寧に正確に扱う所作。そんな佇まいの主婦がいたら、家族はビックリするかしらん、とお家のお台所に新たな野望を抱いたりするのも、醍醐味です。

また、コース仕立てで運ばれてくる料理のしつらえを賞でることも、とっておきの愉しみ。たとえば、盛られた料理が、漆器の鏡面に逆写りした神秘ともいえる美。料理の持つ温かさ冷たさは、料理人がベストな温度管理をして、客前に運んだ「心配り」だと、私はとらえています。器を通して伝わってくるその真心を、両手でしっかり包み込み体感すると、お料理がますます美味しくなるようです。そして、箸で心して料理を口に運ぶ。その一連の動作には、味覚とはまたひと味ちがった「所作で味わう美味しさ」がある気がしています。

食前酒「桜酒」でスタート。まずは、口内に胃に、季節の味をじんわり染み込ませる粋な計らい。

食前酒「桜酒」でスタート。まずは、口内に胃に、季節の味をじんわり染み込ませる粋な計らい。

〆の「豆ごはん」。旬の食材をゴハンとうまく炊く技術に食べ惚れる。お腹いっぱいであれば、折に詰めて、家族へのお土産にすることも。

〆の「豆ごはん」。旬の食材をゴハンとうまく炊く技術に食べ惚れる。お腹いっぱいであれば、折に詰めて、家族へのお土産にすることも。

 

デパ地下や通販サイトで。

もう一つのオススメは、デパ地下や通販サイトで、愛読書で読み味わったお店の商品(瓶詰、鍋セット、お漬物、麺など)を、購入すること。1コインから体験できる食の冒険。自分で盛りつけたり、温めたりする必要があったりしますが、そんな一手間も、愉しく体が躍ります。老舗の秘伝の技が、真空パックやドライフーズといった最新の加工技術と融合すれば、お店から遠く離れた我が家でも、憧れの味を堪能できます。シンプルに美しくパッケージされた包みを開けるとそこには、「料理人の商品への思いが詰まった一言」が、栞で添えられていたり。

お口で味わい、そして再び、目で頭で理解する。なんたる口福このループ。

また、お取り寄せの商品は、出先で食べられることが、非常に便利ですね。持ち運び可能なテーブルウェアを携帯するとさらに満足度が上がります。たとえば、MARUNAO「箸&スプーンセット」は、ピンクの色合いが可愛らしい私のお気に入りの一つ。紫檀の木が丁寧に磨かれた、箸とスプーンのフォルムは手触りが優しい。口当たりも柔らかく、摘まむ度ひとくちひとくちに感動しています。毎日の活力の源となる、身近な和の親しみです。

お湯を注ぐだけの、ツルツル食感うどん(600円)。ゆず七味のピリリが、憎いほどに美味しい。オフィスでのランチにも。

お湯を注ぐだけの、ツルツル食感うどん(600円)。ゆず七味のピリリが、憎いほどに美味しい。オフィスでのランチにも。

菊乃井
http://kikunoi.jp/  

MARUNAO
http://www.marunao.com/

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