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【家計改善2】賢く工夫して固定費を削減する方法。

家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんに家計改善の方法をポイントごとに教えてもらいました。

左:横山光昭さん。家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。右:読者代表でご参加くださった楢原晴美さん。夫が単身赴任中のため、大学生の娘2人、中学生の娘1人と暮らす。

左:横山光昭さん。家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。右:読者代表でご参加くださった楢原晴美さん。夫が単身赴任中のため、大学生の娘2人、中学生の娘1人と暮らす。

食費
週単位で献立を考え食費を管理。食材を使い切るのも大切。

食費は日々の支出で大きな割合を占めます。

「献立を週単位で考え、それに見合う具材だけを買うようにする。余った食材は使い切る工夫をしてみる。などの食材の使い回しをすると食費は削れます。月の食費を週ごとに分け、4つの封筒に入れて管理。袋を見ればその週の残金が一目でわかります。宅配は送料無料になるようなムダなものを買いがち。ここに気をつけて利用を」

水道・光熱費
ちょっとした工夫や節電意識で日常生活に影響なく経費が減る。

「たとえば冬場、床暖房はある程度温まったら切り、炬燵を取り入れるのもいい。また使用している器具を替えるのもオススメです。例えば、リビングの電球だけをLED電球に替えてみる。シャワーヘッドを節水タイプに替える。これだけでも月に数千円は違います」

深夜電力が得、ともいわれていますが…。

「通常の電気代よりも半額以上安くなるので、夜に電力を多く使う人には最適ですが、家族の生活パターンによっては、昼間の電気代が2、3割アップすることもあり、節約にならない場合もあります。まずは料金を確認してから判断を」

 

保険
求めるものは「保障」だけ。「特約」は必要なものをつける。

病気や予期せぬ事故が起こっても、安心して治療に専念でき、その後の暮らしも保障してくれるのが生命保険。不安だからといって特約を多くつけ、毎月掛け捨てていては、赤字の原因を作るだけです。

「加入している生命保険の保障は何か? 余計なものはないか? が見直しのポイントです。保険に求めるものは『保障』だけでいい。ではどんな『保障』があればいいのか? まずは医療の保障で、入院、通院、手術、がんなどにきちんと対応してくれ、支払額が保障されていること。次に、死亡時の保障、最後に老後資金など貯蓄的なもの」

今の家族構成で必要なものは何かを見極めて保険を見直すといいそう。

『クロワッサン』895号(2015年2月25日号)より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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