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読者が体験! 大人の魅力を生かすメイク術。

年齢とともに化粧をしても思ったような顔にならない。そんなお悩みから脱皮するには長所のパーツを伸ばすという発想が大事です。
  • 撮影・清水朝子 スタイリング・程野祐子 ヘア&メイク・岡野瑞恵(storm) 文・古屋美枝

クロワッサン倶楽部の目黒裕美さん(51歳)。本人のお悩みポイントは、目の下の涙袋やクマに加え、最近はたるみも気になること。また、以前に比べて輪郭が丸くなり、もったりした印象に見えること。一方、ヘア&メイクアップアーティストの岡野瑞江さんの注目ポイントは、華やかな顔立ちを引き立てるきれいな形の唇だ。悩みのパーツをカバーし、長所を生かしたメイクを伝授してもらったところ、目黒さんの印象が一気に若々しくなった。ポイントは「たるみをナチュラルに消し、血色感のある口紅」と岡野さん。

before
after

クマやたるみに厚塗りはNG。コンシーラーの色選びを重視する。

「目の下のクマを隠すためリキッドファンデーションをベタ塗りし、パウダーで押さえています」と、目黒裕美さん。厚塗りするとファンデーションが小じわに入り込み、余計目立ってしまうことに。ヘア&メイクアップアーティストの岡野瑞恵さんは、「大人のクマ隠しは、コンシーラーの色選びとつけ方にコツが必要。涙袋にはイエロー、青グマにはオレンジを薄づけするのが効果的」とのこと。顔をすっきり見せるには、チークやシェーディングを活用する。「チークは高めの位置に入れ、顔の輪郭をシェーディングすることで、丸顔の印象が払拭できます」(岡野さん)

コンシーラーの2色づかいで、気になる目の下のクマやたるみをしっかりカバー。

1.涙袋の影を消すために、左右の目の下、各4カ所にイエローのコンシーラーをチップで置く。

2.目の下に置いたコンシーラーを指の腹でトントンとたたくようにしながらなじませる。

3.深い影になっている青グマに、オレンジのコンシーラーをチップでつけていく。

4.ファンデーションをつけたスポンジで、オレンジのコンシーラーの周りをなじませる。

血色カラーとスキンカラーの2 色がクマやくすみをカバーし、 透明感ある目元に。アンダーア イブライトナー 3,000円(ケサ ランパサラン☎︎0120・187178)

4色のパレットで血色感や陰影を演出し、たるみの気にならないすっきり顔に。

1.パレット左上のピンクを頬の高い位置に横長につける。目の下の影を目立たなくする効果が。

2.右下のブラウンを1の周り、こめかみ、フェイスラインにつけてシェーディング。

3.左下のベージュをほうれい線に沿ってつける。これでハイライト効果によりたるみが目立たなくなる。

4.左下のベージュと右上のパープルをミックスして目の下につけると、さらに涙袋の影を消すことができる。

血色感と陰影を生み出し、肌の透明感と立体感を際立たせる。デザイニング フェイスカラーパレット 100PK 5,800円(イプサ☎︎0120・523543)
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