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ビューティー

体を温め、健やかな気持ちを保つ、冷えとりと瞑想。

長年の肩こりや冷え性を克服したイラストレーターの平澤まりこさん。その理由は瞑想と冷えとりにありました。
  • 撮影・黒澤義教

朝と夜の一日2回、自宅の大きな窓に向かって座り、目を閉じて瞑想する。平澤まりこさんが今、一番効果を感じているという健康法だ。

「きっかけは、気功を使った整体の先生に、“体がつらくなったら整体に来て、楽にしてもらうのではイタチごっこ。自分で根本から直さなきゃ”と言われ、気功の教室に行ったこと。立ってへその下の丹田を意識した呼吸法を続ける“立禅”というのをやったら、血流が良くなって体が温まり、じんわり汗をかいてきて。数カ月で、職業病の肩こりや冷えも軽くなったんです」

その後、瞑想の教室などにも足を運び、立禅以外にもいくつかのメソッドや呼吸法を組み合わせ、一番しっくりくる、自己流の瞑想法にたどり着いた。

「気持ちが良くて気づいたら1時間くらい瞑想していることも。普段は浅くなりがちな呼吸を深くし、整えることで代謝も上がるし、驚くほど心が落ち着くんです。体の中のいらないものを出して、新鮮な空気を取り入れる。単純なことだけど、これだけで、体も心も循環がうまくいくみたいです」

「瞑想で〝気〞をめぐらせると体は温まり、気持ちは静まります」と平澤さん。

冷えとり歴、約7年。靴下の重ね履きで快適に。

瞑想とともに、冷え取りや食の改善にも取り組んだことで、相乗効果で体調はぐんぐん良くなった。

「友人から勧められた冷え取り靴下も続けています。シルクの靴下とコットンかウールの靴下を交互に重ね、最低4枚、多いと6枚履く。最初はこんなに履けるかな? と半信半疑だったけれど、やってみると、冷えてカチカチだったつま先が温まって本当に楽になって。シルクはしっかり汗を吸い、すぐ蒸発するので冷えないんですよね」

ほかにも湯たんぽや半身浴など、体を温めることにはぬかりがない。

「食べるものも大切。仕事で行った3日断食をきっかけに舌がリセットされ、白糖や油、動物性のものを摂る機会が自然と減りました。すると、肌にもいい影響が。昔のような肌荒れもなく、常に潤って調子がいい。最近は発酵飲料のコンブチャを飲み始めましたが、腸内が整ってきたような気がします」

仕事を詰め込み、体のケアを怠っていた30代に比べ、「今のほうが断然健康」と平澤さん。表情も柔らかく、肌もピンと上向きでみずみずしい。

「体も肌も、日々の積み重ね。内側からの声に耳を傾けて、自分が心地いいと感じることをコツコツ続ければ、心身ともに健康でいられると思います」

冷え取り靴下は〈正せいかつけん活絹〉のもの。今では靴も重 ね履きに仕様の大きめサイズがほとんど。
友人から酵母の株をもらい、紅茶と砂糖を 入れ発酵させたコンブチャ。ヨーグルトにかける、炭酸水で割るなどしてアレンジ。
基礎化粧品は長年〈シナリー〉のものを愛用。「自分には無添加が合っていると実感しています」

『クロワッサン』938号より

●平澤まりこさん イラストレーター/柔らかいタッチで温かみのあるイラストが人気で、雑誌や広告などで幅広く活躍。イラストを手がけた絵本『紅茶の絵本』(ミルブックス)が発売されたばかり。

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