「目元の皮膚は、ほかと比べ3分の1の薄さ。ダメージを受けやすいだけでなく、薄い皮膚を通して、体調の良し悪しが透けて見えやすい部位です」
と言うのは、医師の日比野佐和子さん。目の周りは、皮膚に現れるトラブルだけでも、まぶたの黒ずみやくすみ、たるみのほか、筋力の衰えによる目袋の盛り上がりなどが挙げられる。また、白目が黄みがかってにごると、実年齢より老けて見えてしまうことも。
「目元のトラブルは、その症状も原因も複合的。紫外線や摩擦刺激といった外的ダメージだけでなく、食生活やストレスなど内的な影響を大きく受けるからです。体の健康状態が目周りにも出るものと心得ましょう」