ビューティー

クロワッサン読者が肌解析を体験。
肌のにごりはケアに原因がある?

澄んだ湖は深くても美しいように、肌も奥深くまで光が届くと透明感を増します。それにはどんなお手入れをすればよいのか。クロワッサンクラブ会員の2人の肌解析を行い、必要なケアを教えていただきました。

今回肌解析を体験する、クロワッサンクラブ会員の木村カエさん(左)、中林ひとみさん(中央)。「肌のにごりは毎日のスキンケアで改善します」と次田哲也さん(右)。
今回肌解析を体験する、クロワッサンクラブ会員の木村カエさん(左)、中林ひとみさん(中央)。「肌のにごりは毎日のスキンケアで改善します」と花王 スキンケア研究所の次田哲也さん(右)。

若々しさは、肌の色がイキイキと見えるかどうかでかなりの差が出る。

若い頃の透明感のある肌も、加齢と手入れ不足によって暗くにごったようになってくる。ごわつく、表面にザラザラ感がある、ファンデーションが毛穴に落ち込む、メイクがすぐに崩れる……。これらのどれかに当てはまるようなら、自覚はなくとも『肌にごり』の可能性が高い。

「原因は肌表面にあるラップ1枚程度の薄さの角層と、その下にある表皮層にあります。加齢や乾燥、外部刺激などによってターンオーバーがうまくいかずに角層のキメが乱れていたり、傷ついていると、肌の透明度が下がり、にごって老け感が出てしまうのです」
というのは、花王 スキンケア研究所の次田哲也さん。

「先日、フルマラソンを走って、日焼けしたばかり。 透明感には自信がありません」(木村さん)
「先日、フルマラソンを走って、日焼けしたばかり。透明感には自信がありません」(木村さん)

今回、クロワッサン倶楽部メンバーの木村カエさんと中林ひとみさんが、次田さんに肌分析と、肌にごりを改善するためのスキンケアアドバイスをしてもらうことに。肌分析には、角層の状態や肌の透明度がわかるビューティパワースコープを使用。

角質細胞を700倍に拡大して分析することができる。また、角層の一部をはがし、解析することでターンオーバーがうまくいっているかどうかも一目瞭然だ。

木村さんは、フルマラソンに挑戦するほどランニング好きで、普段から紫外線を浴びる時間が長い。

「木村さんの角層は、紫外線の影響からか乾燥していますね。角層の表面がザラザラしていることから、ターンオーバーがうまくいっていないことがわかります。でも運動習慣のおかげで、肌に栄養をいきわたらせる土台の状態は良好。いちばんの課題は、しっかりした保湿ですね。角層が乾燥していて硬いとにごって見えるだけでなく、柔軟性がないため、シワになりやすくなります。シワがあるだけで老けこんで見えてしまうので、保湿にしっかりと力を入れて防ぎましょう」と次田さん。

 

次に診断してもらったのは、中林さん。最近シミが増えてきたのが悩み。

「中林さんの角層はキメも整っていて、とても良い状態です。セラミドの値も高く、潤いのバランスが整っています。透明度も高いですよ。ただ、若干血色が良くないのが心配。血行が悪いと、肌に栄養がいきわたらず、ターンオーバーにも悪影響。普段のスキンケアに炭酸入りの化粧品を取り入れたり、マッサージをしたり、血行改善を心がけましょう。血行が良く均一になれば、シミやにごりが目立たなくなりますよ」

「花粉症で肌が乾燥気味です。最近、シミやくすみも気になってきました」(中林さん)
「花粉症で肌が乾燥気味です。最近、シミやくすみも気になってきました」(中林さん)

次田さんによると、生活習慣の改善でも、肌のにごりはかなり改善するという。理想は、最低6時間は睡眠をとり、ストレス解消を心がけること。

それにより、自律神経が整えば、カラダ全体の代謝が高まり肌に栄養がいきわたるので、土台が強くなる。そして、適度にカラダを動かすことも肌のために大切だ。

どれくらいの期間で肌のにごりが改善するのだろうか。

「にごりの状態や程度にもよりますが、正しくお手入れをすれば、意外と早く透明感が実感できるはずですよ」

 

◎次田哲也さん 花王 開発研究第一セクター スキンケア研究所 上席主任研究員東京農工大学非常勤講師

『クロワッサン』924号(2016年5月10日号)より

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