ビューティー

若々しい表情を実現する
眉とアイメイクのテクニック集。

メイクアップアーティストの吉川康雄さんのメイクは、誰でも似合って、しかも簡単。秘訣は、自分の持っている色や形を生かすこと。印象を左右する眉とアイシャドウの正しい入れ方を教えていただきます。

 

眉に影を入れたら、普段のお出かけ用メイクは完成!

眉はその人の印象を左右するパーツ。前髪で表情が変わるように、眉毛によって顔立ちが違って見える。

「トレンドは太眉と言われていますが、流行をそのまま取り入れるより、自分にとってどんな眉が自然かを考えたほうがいいと思います」

吉川さんは眉が太かろうが薄かろうがあまり手を加えず、生まれ持ったもので勝負するに限る、と断言。

「まずはスクリューブラシで眉の毛流れを整え、形をしっかり把握しましょう。きりっとした眉が好きだからと、生えてない部分に山を描いても、表情とずれて不自然に見えるばかり」

そこでお勧めするのは、やや明るいブラウンのパウダーを使うこと。

「もちろん、ペンシルでも大丈夫。眉を描くというより、眉毛の足りない部分の肌に影を入れるつもりで」

肌と眉を仕上げたら、普段のメイクは完成。次のページからは、さらに魅力をアップする方法を紹介する。

「モデルの彼女は表情が柔らかい人なので、眉より一段明るい色のアイブロウパウダーで陰影をつけました」。もともとの毛流れを整え、眉毛の足りない部分だけに色を足した。

「モデルの彼女は表情が柔らかい人なので、眉より一段明るい色のアイブロウパウダーで陰影をつけました」。もともとの毛流れを整え、眉毛の足りない部分だけに色を足した。


1.スクリューブラシで眉の毛流れを整える。このプロセスだけで眉の形はかなり整う。

1.スクリューブラシで眉の毛流れを整える。このプロセスだけで眉の形はかなり整う。

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2.整えた状態で足りない部分を見つけ、アイブロウパウダーで影を入れていく。


 

【アイシャドウ】
色の陰影ではなく、ツヤで立体感
ラインで形を美しく見せる。

アイシャドウ

「まぶたはグラデーションを作らなくても、美しくなるんです。色よりもツヤをのせたほうが、まぶたに自然な陰影が生まれるからです」
たとえば透明感を与えるパープル。
「均一なパール感やツヤをアイホールにのせるだけで、まぶたの丸みが強調されます。目元はあくまで瞳が主役で、アイカラーはサブ。主張しすぎる陰影や色を使わないほうが、瞳の美しさを強調できます」
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リキッドタイプのパープルをのせ、指の腹でアイホールに均一に広げる。ツヤ感がまぶたの丸みを強調


 

アイライン

年齢とともに目のフレームがぼやけ、目が小さく見えるという悩みも。
「アイラインは目の輪郭を作るだけ。ナチュラルにアイラインを描くコツは、黒目の目尻寄りの際を起点に、まず目尻へ、次に目頭へと2段階に分けてラインを描くと簡単です」
さらにアイラインの上側を、チップなどで必ずぼかすことで自然に。
「ラインのきつさが消え、目の形を際立てるラインの効果は残ります」
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アイラインは黒目の外側を起点に、目尻側に描き、次に目頭側に描く。2回に分けると描きやすい。


 

マスカラ
「大人の女性に似合うのは、根元にボリュームがあり、毛先がすっと伸びた美しいまつ毛です」
ポイントは、ビューラーで根元から直角にまつ毛を上げること。長く見せたいと毛先に重ねたり、ボリュームタイプを選ぶ必要はない。
「マスカラは根元に当てやすい細いブラシで、先端ほど細く美しいまつ毛になるよう繊維のない、ツヤのあるタイプを」

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ビューラーでまつ毛を上げるとき、毛先に向けて数
回に分けるのでなく、根元を一気に持ち上げる。

まつ毛の根元にブラシをしっかり当て、数秒置いて毛 先にスライド。根元の濃さがアイライン効果を生む。

まつ毛の根元にブラシをしっかり当て、数秒置いて毛
先にスライド。根元の濃さがアイライン効果を生む。


 

◎吉川康雄さん メイクアップアーティスト。ニューヨーク在住。ファッション誌『VOGUE』各国版の表紙メイクなどで活躍。著書に『生まれつき美人に見せる』(ダイヤモンド社)など

『クロワッサン』920号(2016年2月10日号)より

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