ビューティー

キッチンで簡単に!  身近な食材で手作り美容トリートメント2。

美容研究家の水谷雅子さんが実践しているのは、身近な食材を使った手作りトリートメント美容。

インドネシアに古くから伝わる〝ジャムウ〟をヒントに編み出したというオリジナルで、ひとつ前の記事では米のとぎ汁、バナナ、しょうが、アボカドを使ったトリートメントの作り方と使い方をご紹介しました。

今回も、ココアとトマトを使ったトリートメントをご紹介します。

ココアパック

肌を柔らかくほぐしながら、「エイジングケア」。

「コットンを使い、やさしく顔全体に伸ばしていきます。肌が柔らかくなり、ハリやツヤ感も変わりますよ」

「コットンを使い、やさしく顔全体に伸ばしていきます。肌が柔らかくなり、ハリやツヤ感も変わりますよ」

「肌がゴワついているときには、ココアにヨーグルトをブレンドしたクリーミィなパックがベスト」と、水谷さん。

 抗酸化力の高いポリフェノールを豊富に含むココアと、角質を柔らかくするヨーグルトのペアは、肌の生まれ変わりを促進し、老化予防にうってつけ。

「ソフトなピーリング作用があるので、洗い流した後は肌がすべすべ柔らか。スキンケア製品の浸透も良くなります」


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材料 
無糖ココア小さじ1、プレーンヨーグルト大さじ1

作り方 
1.無糖ココアとプレーンヨーグルトを、ダマがなくなるまでよく混ぜる。

2.顔全体に伸ばし、5分後にお湯で洗い流す。

クリーミィな仕上がりになるように、しっかりとよく混ぜるのがコツです。


トマトパック

毛穴を引き締め、ニキビも改善。

「トマトをミキサーでピューレ状にするだけ、そのまま食べても、肌に乗せても、美肌作りの強い味方です」

「トマトをミキサーでピューレ状にするだけ、そのまま食べても、肌に乗せても、美肌作りの強い味方です」

トマトは、抗酸化力の高いリコピンを多く含んでいる。ビタミンAとCの効果で、過剰な皮脂を抑える働きも。「突然、ニキビができたときや、毛穴を引き締めたいときには、断然おすすめ。美白効果があるので、日焼け後のケアとしても重宝しています」
 部分的に手入れをしたいときは、コットンに浸して使用。肌全体のケアには、市販のシートマスクを利用すると良いそう。


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材料
トマト大1個
作り方 
1.トマトをミキサーにかけてピューレ状にする。

2.コットンに含ませ、肌に塗布し、15分後に洗い流す(市販のシートマスクに含ませ、塗布しても良い)

「パック後の肌は、すっきりと爽快。毛穴がキュッと引き締まります。


ツヤ・ハリ肌作りのために「頭皮マッサージ」も。

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食材を使った手作りトリートメントとともに、水谷さんが毎日行っているのが頭皮マッサージです。

「頭と顔は、1枚の皮膚でつながっています。こわばった頭皮をやさしくほぐすことで、血行が良くなり、髪がしなやかに。顔がリフトアップして、ツヤも出ますよ」

 よりテクニックに磨きをかけようと、ヘッドスパの本場・バリ島に赴きライセンスを取得したというから本格的。

「シャンプー後にタオルドライをして、ヘッドブラシ、ない場合は両手の指の腹を使って、えり足から徐々に頭頂部に向かい、頭皮を小刻みに動かす要領で。気持ちが良いと感じる力加減で行うのがコツです」

『クロワッサン』896号(2015年2月25日号)より

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