たんぱく質をたくさんとろうと思っても、食べられる量には限界があります。質のいい食材を選んで食べ、効率よく摂取することが大事です」と話すのは、栄養士でフードコーディネーターの牛尾理恵さん。自らも低糖質&たんぱく質重視の食事と運動で、ダイエットに成功した経験を持つ。
豆製品や卵は、肉や魚に比べると、分量あたりのたんぱく質量が少ない食材。単品で高たんぱくを目指すと、かなりの量を食べることになり飽きてしまう。そのため、料理するときは、卵と豆腐、豆腐と小魚といった具合に、たんぱく質を含む他の食材と合わせて使うのがこつ。組み合わせを変えることで、バリエーションもつけられる。
「糖質オフは確実に成果が上がり、やせるきっかけになります」と牛尾さん。体重が減って軌道に乗れば、無理をしすぎず、生活に合わせて少しゆるくしてもいいかもしれないと話す。
「お酒ならワインが一番いいですね。ワイン一杯とおかずで夕食を楽しむなど、ストイックになりすぎず、おいしく、長く続けることが何よりです」