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【動画】Vol.3 甘酒キムチの素【白崎茶会のオーガニックレシピ】

白崎裕子です。神奈川県葉山で、オーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰しています。クロワッサンで「きょうも、おいしくな~れ!」という魔法使いのようなタイトルの連載を始めて3回目です。

発酵食品でつくる、混ぜるだけキムチの素。かんたん万能タレの登場です。

夏野菜を甘酒キムチで和えたもの。3種類の野菜に合わせて、それぞれ違うオイルを加えています。

甘酒、醤油、梅酢、かつお節…材料自体が発酵食品なので、キムチのように発酵を待つ必要がない。混ぜてすぐに食べらるのです。トマトにはオリーブオイルを、オクラにはごま油を、きゅうりにはエゴマ油を。味わいの違うオイルを混ぜていますが、好みの組み合わせを考えるのも楽しいですよ。

好みの野菜に和えれば、ざくざく食べられる「サラダ」に。麺類や鍋の「タレ」として、焼き物の「ソース」としても使える万能選手です。

材料さえ用意すれば、あっという間にできます。
濃縮タイプの甘酒2種類。クセの少ないのが白米の甘酒。玄米もおいしい。

「甘酒って、何を使っているのですか?」という質問をよく受けます。白崎茶会では、濃縮タイプを使うことが多いです。とろみがあって、コクがある。玄米と白米で作った、本物の甘酒。素材は選んでくださいね。

ぶつ切りにしたきゅうり。切り口に十文字の切り込みが入っているのがわかりますか。

手順にはありませんが、きゅうりはぶつ切りにしたあと、切り口に十文字の切り込みを入れています。タレがよくからむようにです。薬味も好みでいろいろ試してください。

担当編集者が作った「甘酒キムチの素」。「本当に、あっという間でした。」

「反省点は、かつお節をもっとよくもんでおくのだった!」「かつお節は、細かすぎるくらいのほうが口当たりがよいです!」とのこと。だから、袋ごと、よくもんで「粉」にするのよ、って言ったのに~。皆さんは、よくもんでくださいね。

次回(9月10日発売号)では、「塩じゃがいものスープ」を紹介します。煮崩れしないじゃがいもです。

白崎 裕子
しらさき ひろこ
料理研究家
海辺に建つ築80年の古民家にてオーガニック料理教室「白崎茶会」を開催。岡倉天心を師と仰ぎ、日々レシピ製作と教室に明け暮れている。著書に「秘密のストックレシピ」「白崎茶会のあたらしいおやつ」(マガジンハウス刊)が絶賛発売中。座右の銘は「魂こがしてパンこがさず」。好きな調理道具は穴あきベラ。
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