無意識のうちに1日約3万回も繰り返している呼吸。それに着目した体の整えかたを提唱しているのが、呼吸整体師の森田愛子さん。
「呼吸は酸素と二酸化炭素の交換という役割をもちます。加えて息を吸うことで体が膨らみ、吐くことでしぼむというリズムに合わせて、血液、リンパ、体液などが体じゅうを巡る、代謝の役割も担っている。でも多くの人はしっかり息を吸えていない、浅い呼吸のクセがついています。そうすると全身の循環はスムーズにいかず、多くの体調不良をもたらすのです」
むくみや冷え症、なんとなくダルくて疲れやすいなど、〝未病〟と言われる体調不良は、普段の呼吸を見直すだけで改善されるそう。今回、呼吸整体に挑戦する奥山佳恵さんは、普段、体の不調を感じていないから、自分が被験者でいいのかしらと少々及び腰で登場。